食べ放題のお店、ゆず庵に行ってきた。
制限時間100分の時間の中で、しゃぶしゃぶ・お寿司・串揚げなど膨大なメニューが食べ放題で思う存分食べられる。
しかし、食べ放題とはいっても胃袋のスペースは限られているので、無駄なものは食べたくはない。
今回は、初めてゆず庵体験をしてみて、次回も食べたいものと、そうでないものを攻略法として紹介する。
少しでも満足度を上げるお手伝いができればと思う。
なお、詳しいシステムやメニューの詳細については公式サイトを参照いただきたい。
また、今回紹介したメニューは季節限定のものも含まれるので、変わる可能性があることを予めご了承いただきたい。
今回食べたコース
4つある食べ放題コースのうち、値段的に下から2番めのコースを選んだ。
- 牛しゃぶしゃぶ・寿司+料理長季節の逸品コース 2980円(税込3,278円)
- ランチソフトドリンク飲み放題 390円(税込み429円)
このコースを選んだ理由は、一番下のコース「豚しゃぶしゃぶ・寿司食べ放題コース」から、プラス300円の差額だけで牛肉をはじめ、選べるメニューの幅が格段に広がるからだ。
店員さんにコースとしゃぶしゃぶのだしを2種類選んで伝えると、100間の食べ放題のスタートである。
ここからは座席のタブレットを使って食べたいメニューを注文する。
食べ放題とは言っても、ビュッフェ形式のバイキングではなく、席からタブレットで注文するスタイルなのでとても楽ちんである。
リピートしたいメニュー
今回食べたメニューの中で、またリピートしたいと思った品を挙げてみる。
リピートしたいお肉
今回のコースで食べられるお肉は、
- 牛しゃぶしゃぶ
- 三元豚ロース
- 三元豚バラ
- 鶏しゃぶしゃぶ
- 若鶏もも
の5種類。
中でもやっぱり牛肉をリピートしたい。
ここの牛肉は想像以上に柔らかくジューシーで舌触りがよかった。
実のところ、自分はしゃぶしゃぶ食べ放題はしゃぶ葉をよく利用しているが、牛肉はゆず庵のほうが好みだ。
注文すると、お肉を運んできた店員さんが最初の一枚をデモンストレーションでしゃぶしゃぶしてくれる。
店員さんが普通にしゃぶしゃぶしてくれただけなのに、なんだかとても美味しく感じる。
さすがプロである。
あと、鶏しゃぶしゃぶが予想外に柔らかくてあっさりしていてよかった。
軽くしゃぶしゃぶして、ゆずねぎを巻いてわさび醤油でいただいた。
リピートしたいお寿司
今回頼んだお寿司はどれもびっくりするくらいちゃんとしていた。
ちゃんとはしていたけど、驚くほどの目玉商品はない。
お寿司を目当てにするのなら、ウニが食べられる一つ上のコースにするのがいいのかもしれない。
とはいえ、どのお寿司も合格ラインではある。
お寿司は単品で注文すると、2貫ずつ出てくる。
たくさん種類を食べたいなら五貫盛りや三貫盛りを頼んだほうがいい。
あと、鯛のお寿司のネタを軽くしゃぶしゃぶし湯引き風にして、ポン酢で食べてみたら美味しかった。
一度で気が済んだメニュー
・唐揚げ
メニュー表の写真のようなカリッと系ではなく、しっとり系の唐揚げで、思っていたのと違かった。
・濃厚キャラメルプリン
ちょっと大衆的な味わいで、カラメルソースも思っていたのと違かった。
・いちご生どら焼
どら焼きの皮がちょっとぱさつく。中身は美味しいだけにもったいない。
ゆず庵の見どころ
はじめてのゆず庵体験で、心が動かされたポイントを挙げてみた。
公式のガイド「100分の楽しみ方」は必見
ゆず庵公式の指南書がWEBサイトに掲載されている。
100分間で一通りのメニューが食べられるように、時間を追って注文の内容と時間配分がわかりやすく書かれているので目を通しておくと参考になる。
また、この指南書の中に書かれている
「一度に注文しすぎると、冷めたり、乾いてしまいます。素早い提供を約束しますので安心して、欲しい時に欲しいだけご注文ください。」
の言葉のとおり、提供時間はとても早かった。
建物の入り口にかけられているのれんがちょっとかわいい
のれんをくぐることで、今から「食べ放題」に望む、というアトラクション感を醸し出す。
食事の場所と会計のレジの場所が別空間になっている
自分の行った店舗では、入り口をはいるとエントランスホールになっていて、ホテルのカウンターのようなレジが置かれている。
その奥が食事の場所となっていて、直接見えない作りになっている。
空間を分けることで、高級感と、落ち着いた雰囲気を出している。
また、座席に案内されて着席すると、背の高い仕切のボックス席になっている。
他のお客さんの存在を感じさせない落ち着いた空間になっている。
美味しいしゃぶしゃぶの仕方を教えてくれる
上にも書いたように、初めのお肉が運ばれてくると、おいしいしゃぶしゃぶの仕方をデモンストレーションしてくれる。
店員さんが、お肉を一枚取って鍋の中で八の字を書くようにしゃぶしゃぶする。
しゃぶしゃぶの仕方なんてわかってるよ、と思いながら、店員さんがしゃぶしゃぶしてくたお肉を食べたらとても柔らかくジューシーでびっくりした。
最初の一枚目だから美味しく感じる、ということもあるかもしれないが、なかなかニクイ演出である。
お寿司がちゃんとしている
普段、お寿司屋さんはスシローに行くことが多い。
スシローに比べると、種類こそ限られるが、ここのお寿司も負けてはいない
食べ放題のバイキングにあるお寿司のといえば、不味くてだれも手を付けないか、逆に美味しいお寿司であるとあっという間に奪われて、めぼしいものはすぐに品切れになるものと相場が決まっている。
ここのお寿司は席にいながら、ゆっくりと思う存分そこそこレベルのお寿司が食べ放題というのは夢のパラダイスである。
問題は、しゃぶしゃぶとお寿司の力配分をどうするかであるが、今後の課題である。
串揚げが本当に揚げたて
運ばれてきたエビの串揚げをかじると、切り口から湯気が立ち上る。
本当に揚げたてをすぐに提供してくれているのがわかる。
エビはハフハフ。
レンコンはホクホク。
串揚げを食べると、フライ定食としてご飯が食べたくなるのが自分的には難点である。
ドリンクが贅沢な感じだった
ゆずレモンスカッシュはコクがあってゆず風味濃厚だった。
すりおろしりんごスカッシュもちゃんとすりおろしリンゴがたっぷりはいっている。
ちょっとした居酒屋とかよりもレベルが高い。
まとめ
全体を通して、初めてのゆず庵は、とても満足できる内容だった。
基本的にはどのメニューを頼んでもハズレを引くことはなかった。
ただ、サイドメニューやデザートにちょっと思ってたのと違うものがあったが、誤差の範囲である。
落ち着くお店の作り、スタッフさんの対応もよい。
自分にとって金額的には決して安くはないが、想像を超えてくる品質の品揃えで満足感のコストパフォーマンスは高かった。
運営会社の物語コーポレーションは、ほかにも焼き肉食べ放題の「焼肉きんぐ」や、肉そばの「丸源」など自分がよく行くお店を運営している。
物語コーポレーション恐るべしである。
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