とうとう憧れの焼肉きんぐの「プレミアムコース」を食べてきた。
「プレミアムコース」というのは焼肉きんぐの食べ放題コースの中で1番高いコースだ。
3,980円(税抜)。
焼肉きんぐは今までに何度も利用しているがこの「プレミアムコース」はなかなか踏み込めずにいた領域だ。
このコースは焼肉きんぐのすべてのメニューに加え、国産牛や特選メニューなど、このコースでしか味わえない肉が堪能できる。
肉質はどうなのか、値段の価値はあるのだろうか。
などなど自分なりの感想をレポートしてみた。
これから「プレミアムコース」の利用を考えている人の参考になれば幸いである。
ちなみに、ひとつ下位のコース「きんぐコース」のレポートはこちらを参照願いたい。
食べ放題スタート!
ある日曜日。
夕方と呼ぶには少し早い15:50分お店に到着。
こんな時間にもかかわらず、店内はほぼ満席である。
これもGoToイートの威力なのか。
この日のために1週間前から席待ち予約サイトEPARKで予約を入れてある。
すぐに案内され着席する。
店員さんの「ご注文のコースは決められていますか?」の問いかけに
メニューを見ることなく、「プレミアムコース」をオーダーする。
ここから100分間の食べ放題のスタートである。
お通し的な厚切り熟成牛タン
注文は座席に置かれているタブレット端末から行う。
しかし最初の注文だけは、店員さんから「はじめに厚切り牛タンを2皿お持ちしてもよろしいですか?」と確認されるので素直にお願いする。
このお通し的な牛タンは、あれこれ迷うことなく提供されるので、最初の一口にありつける時間をとても短縮してくれる。
時間を有効に使えるなかなか良いサービスだ。
程なくして運ばれてきた厚切り熟成牛タン。
厚みがある分程よい弾力でコリコリした歯ごたえがある。
こまかくスリットの切れ込みが入っているので端切れも良い。
レモンだれはほんの少しだけ、アクセントとしてつけて食べて方が、牛タン本来の味と塩と胡椒とごま油の風味が堪能できて良い。
この牛タンは2皿おかわりした。
「焼きしゃぶカルビ~おろしポン酢~」
サシの入り具合がとても美しい。
「焼きしゃぶ」というだけあってとても薄い肉でだ。
薄いので火の入り具合に気を使わねばならない。
網に乗せさっと炙るつもりが、これが網にくっついて剥がれない。
無理やり剥がそうとするとボロボロになってしまう。
こんなときうまく剥がすには、しばらく焼くと剥がれやすくなる。
が、そうなると焼き過ぎとなってしまうジレンマである。
2枚めを焼く。
2枚めは、焼くときにあえて広げずに、折りたたまれたまま焼くことにした。
そうすることで厚みが増し裏返しやすくなる。
さらに、折りたたまれた内側は蒸し焼き状態になり、火の入りがゆっくりとなるのでいい具合に焼ける。
肉質も上々でパサツキもなく、ジューシーな肉汁が口に広がる。
さっぱりしたおろしポン酢とベストマッチの逸品であった。
この肉も2皿お代わりした。
「わさび醤油で食べる極みカルビ」
焼肉といえば、通常「焼肉のたれ」で食べるものである。
それをあえて「わさび醤油で食べる」という。
そういわれると、なんだか素材の味で勝負的な特別な高級感を感じてしまうものである。
見た目的にちょっと脂身が多く、大丈夫だろうか?と少し心配になる。
焼いてみた。脂身から炎が上がる。
焦げてしまうので、急いで息をフーッと吹きかけ火を消す。
食べてみる。
やはりいいお肉の脂身は旨い。
しかし、この肉は醤油ではない。
脂身の強い肉は、甘めのタレのほうが合う。
それを白いご飯に合わせる。
(※ダイエッターなのでご飯は食べないが)
「美味しいものは糖と脂肪でできている」
いつぞやのCMのキャッチコピー、まさしくその通りである。
旨い。
「ドでか!ロース」
とにかくデカイ。そして食べにくい。
普通の大きさで提供してくれたほうが焼く分量も調整できるし、食べやすいし、ハサミで切る手間もない。
見た目のインパクトを出したいのもわかるが、ビジュアルよりも中身で勝負してほしい。
わさび醤油に合わせるのであれば、この肉だ。レアめに焼いてわさび醤油。
どうも刺身の感覚が抜けない日本人だ。
「特選カルビ」
「特選カルビ」はキムチと一緒にサンチュで巻いて食べるのがさっぱり食べられておすすめである。
サンチュで巻いて食べるとき、白いご飯も一緒に巻くとさらに旨い。
(※ダイエッターなのでご飯は食べないが)
「厚切り熟成リブロースステーキ」
これはとても旨かった。
肉質もとても柔らかく、これだけ厚みがあっても苦にならない。
大体焼けてきたところでハサミでぱちぱち切って食べると肉食べてる感をとても味わえる。
バーベキューで豪快にステーキを焼いているような、そんな気分になる。
昔見たYouTube動画のバーベキューおやじの焼くステーキを思い出した。
まとめ
他にも色々と注文したが、「プレミアムコース」でのみ注文できるメニューについて、書いてみた。
ひとつ下の「きんぐコース」よりも1000円高い「プレミアムコース」。
果たしてお値段に見合う価値があるのかどうか。
自分の結論としては、アリだと思っている。
肉質はひとつ下の「きんぐコース」よりも圧倒的に突き抜けている。
今から思えば、肉質は微妙だが金額で納得する「きんぐコース」とでは満足度がぜんぜん違う。
1000円高い以上の価値はある。
次回利用するときは、頻度を少なくしてもプレミアムコースにしたいくらいだ。
人間、上を知ると下には戻れなくなるので、覚悟して利用されたい。
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