定説「急激なダイエットはリバウンドの元、ゆっくりダイエットしたほうがいい」はウソ?

ダイエット
スポンサーリンク
スポンサーリンク

2020/5/13リライトしました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

早く痩せてもゆっくり痩せてもリバウンド率は変わらない?!

「減量のペースは月にマイナス5%以内にとどめるべきで、それ以上落とすとリバウンドしやすくなる」

という、ダイエッター界隈の定説は本当なのだろうか?

「5%」という数字の根拠はなんなのか。

もしかしたら、急激に痩せて成功しそうな人に対するやっかみの足の引っ張り合い何じゃなかろうか。とか思ってしまう。

よく耳にする急激なダイエットがいけない理由としては

  • 急激なダイエットは体が省エネ運転モードに入り痩せにくくなる。
  • 脂肪と共に筋肉も落ちるので基礎代謝も低下し痩せにくくなる
  • キツイことは長続きしない

まあ、一理ありそうだけど、実際のところはどうなのか、いくつかの研究論文を当たってみた。

スポンサーリンク

ゆっくりダイエットも急激なダイエットもその後の維持率は変わりなし?!その事例報告

ゆっくりダイエットは成功を妨げる

超低エネルギー食でダイエットした群と低エネルギー食でダイエットをした群の間にはその後の追跡調査の結果、体重減少量には有意差はなく、体重をよりゆっくりと減らすことを推奨することは、減量努力の最終的な成功を妨げる可能性があるとしている。
Myths, Presumptions, and Facts about Obesity(K.Casazza他 2013)

急速でも緩やかでもリバウンドは同じ?

「ダイエットはゆっくりした方がリバウンドが少ない」という説が肥満治療において定番化しているが、エビデンスが十分であるわけではない。オーストラリアメルボルン大学のProiettoらは、200名を対象としたRCTを行った結果、両群で減量体重量とほぼ同量のリバウンドがあった(緩やか減量71.2% vs. 急速減量70.5%)。現在のダイエットガイドラインが推奨する「ゆっくり減量でリバウンドなし」説とは一致しないとした。
The effect of rate of weight loss on long-term weight management: a randomised controlled trial(2014)

などなど、他にも多数の論文でいままで定説的にいわれている「急激なダイエットはダメ」とは一概に言えないとしている。

追記:そもそも70%以上がリバウンドしている時点で、急速とかゆるやかとか言う前にこのダイエット法は失敗だと思う。

スポンサーリンク

ではどうするべきか

このエントリーを最初に書いた2019年10月から、ダイエットについて試行錯誤しながら現在7,8ヶ月経とうとしている。

自分の体重記録を見ると、その頃は76.1キロ。

現在は65.4キロなので、10キロ以上落としたことになる。

そして思ったことは、ダイエットがうまくいくかどうかの本質は体重を落とすペースではない。

ダイエットの本質は、いかに自分の食欲と付き合うか。いかに食欲をコントロールするかになってくるのだと思う。

自分のやってるダイエット方法は別のエントリとして書いたので詳しくはこちらをどうぞ。

コメント