買い物するとき、ついつい余分にいろいろ買ってしまう。
例えばコンビニのレジで、予定にはなかった肉まんを買ってしまう。
マクドナルドではポテトとナゲット、アップルパイまで付けてしまう。
食べ物屋さんでは、「これ大盛りにできますか?」と聞いてしまう。
などなど。
注文が確定する間際、突然追加したくなる感情が湧き上がる。
なんで急に欲しくなるのか、自分でもよくわからない。
食いしん坊だから仕方ないのだろうか。
よくよく自分の気持ちを内省してみると、食べ終わったときに物足りなかったらどうしよう、と思っているのかもしれない。
この、つい余分に買ってしまう行動を「足りなかったらどうしよう」症候群と名付けてみた。
例えば、一心不乱にガッツいて食べて、気がついたらもう最後の一口だった。
あれ、なんか物足りない、となる。
ここで肉まんの登場である。
肉まんの代わりにスイーツでもいい。
お腹は空腹なわけではないが、気持ち的には満足していない。
そんな状態。
脳が期待している「満たされ感」がない状態を物足りないと思うのか。
この「足りなかったらどうしよう」症候群とどう折り合いを付けるべきか。
普通なら意志の力で我慢して克服するのだろう。
しかし、意志力には限界がある。
自分も我慢に挑戦したがあえなく砕けた。
ではどうしたか。
「足りなかったらどうしよう」という衝動が湧き上がることは仕方ない。
だったら、ヘルシーな方向に受け流すことにした。
物足りなさそうだなと、感じたときは野菜を目一杯食べるようにした。
マクドナルドならば、ハンバーガーとサラダを選ぶ。
コンビニではキャベツの千切りを買ってサラダにする。
食べ物屋さんでは、大盛りにする代わりに、やっぱりサラダを注文する。
居酒屋さんで、サラダを2つ注文したこともある。
そして、脳を満足させるには、満腹感だけでなく、美味しいと思うことも必要なようだ。
大量の野菜に加え、自分の好きなものをちょこっと食べる。
これで満足感は得られている。
健康的だから野菜を食べる、というよりも、お腹を満たすために野菜を食べる。
そして、結果的に健康になった。
「足りなかったらどうしよう」症候群を良い方向に転換すれば、ダイエットが楽ちんになった。
ちなみに具体的にどんなことをしているのかは、下のリンクにある。
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