牛丼の松屋が始めたステーキ屋さん。
その名も「ステーキ屋松」
リーズナブルにステーキが食べられるらしいけどコスパはどんなもんなんだろう。
ステーキメニューは何種類かあるけどどれが美味しいのかな。
ということで、実際に「ステーキ屋松」で全種類を食べてきたので感想レポートを書いてみた。
これから初めて行く人の参考になれば幸いです。
ステーキ屋松公式サイトはこちら↓
ケース別おすすめのステーキ
まず、まとめ
- コスパ重視、赤身肉が好きなら、松ロースステーキ
- さっぱりした柔らか肉なら、ミスジステーキ
- 柔らかジューシーなら、和牛リブロースステーキ(現在終了)
中でもイチオシは和牛リブロースステーキ(2022年2月現在)
全ステーキレポート
とはいえ、初めはどのステーキを頼んだらいいか迷ってしまう。
そんな人のためにステーキ全種類のレポートをしてみたいと思う。
ステーキのラインナップはレギュラーメニューとキャンペーンメニューがあって、レギュラーメニューは固定でいつでも食べられる。
キャンペーンメニューは時期によってはメニューにない場合があるが公式サイトではキャンペーンメニューが確認できなかったりするので困る。
また、評価表の数字はステーキ屋松のメニューの中で比べたときの点数で独断と偏見で付けたもの。
数字が大きいから良いとか、少ないから悪いじゃなくて、そういうタイプのお肉ということで見てほしい。
希少部位【メガネステーキ】(キャンペーンメニュー)
グラム | 価格(税込) | グラム単価 |
---|---|---|
150g | 1,200円 | 8円 |
200g | 1,400円 | 7円 |
300g | 2,000円 | 6.7円 |
脂身 | ① 2 3 4 5 |
柔さか | 1 ② 3 4 5 |
ジューシーさ | 1 ② 3 4 5 |
一頭から500gしか取れない希少部位のメガネ肉。
脂身のほとんどなくてとてもサッパリ食べられる。
乱暴な言い方をすると、食感的には松ロースステーキに近いものがある。
コスパからしたら松ロースステーキでいいかな。
驚異的なコスパ【松ロースステーキ】(レギュラーメニュー)
グラム | 価格(税込) | グラム単価 |
---|---|---|
100g | 900円 | 9円 |
200g | 1,000円 | 5円 |
300g | 1,200円 | 4円 |
400g | 1,550円 | 3.9円 |
脂身 | ① 2 3 4 5 |
柔さか | 1 ② 3 4 5 |
ジューシーさ | 1 ② 3 4 5 |
ステーキ屋松の目玉メニュー。
驚異的なコスパ。
例えば、いきなりステーキのワイルドステーキは200g、1,480円(グラム単価約7.4円)
ステーキガストの熟成赤身ロースステーキは200g、1,429円(グラム単価約7.1円)
このステーキ松屋の松ロースステーキ200g、1,000円(グラム単価約5円)は驚き価格。
味も悪くなくて、いきなりステーキのワイルドステーキより柔らかくて全然食べやすい。
脂身はほとんどなくて、ザ赤身肉って感じのさっぱりしたお肉。
さっぱりしすぎてちょっと物足りない気もするけど、むしろダイエッターとかトレーニーには好都合なステーキ。
安定のお味【熟成リブロースステーキ】(レギュラーメニュー)
グラム | 価格(税込) | グラム単価 |
---|---|---|
100g | 1,100円 | 11円 |
200g | 1,400円 | 7円 |
300g | 2,000円 | 6.7円 |
400g | 2,500円 | 6.3円 |
脂身 | ① 2 3 4 5 |
柔さか | 1 2 ③ 4 5 |
ジューシーさ | 1 ② 3 4 5 |
熟成リブロースステーキは、松ロースステーキよりも柔らかい印象。
脂身については松ロースステーキと変わりなくほとんど感じられなくて、さっぱり食べられる。
さっぱり肉が好きで少し贅沢するのであればこのステーキ。
意外な実力者【カットステーキ】(レギュラーメニュー)
グラム | 価格(税込) | グラム単価 |
---|---|---|
200g | 1,000円 | 5円 |
300g | 1,300円 | 4.3円 |
脂身 | ① 2 3 4 5 |
柔さか | 1 2 ③ 4 5 |
ジューシーさ | 1 ② 3 4 5 |
グラム単価としては松ロースステーキとほぼ同じ。
使われてる肉は「松ステーキ・松ロースステーキ・松熟成リブロースステーキが混ざっております」ってメニューに書いてある。
そう考えると松ロースステーキを単独で頼むよりちょっとお得かな。
どの部位がどのくらいの割合で混ざってるかはその日によって違うらしいので、当たり外れもまた楽しい。
食べるときに切る手間がなくて楽ちんなんだけど、ステーキは自分でナイフで切るところがロマンなんだよね。
みくびってた【ミスジステーキ】(レギュラーメニュー)
グラム | 価格(税込) | グラム単価 |
---|---|---|
100g | 900円 | 9円 |
150g | 1,000円 | 6.7円 |
250g | 1,500円 | 6円 |
450g | 2,350円 | 5.2円 |
脂身 | 1 ② 3 4 5 |
柔さか | 1 2 3 4 ⑤ |
ジューシーさ | 1 2 3 ④ 5 |
前にコストコで買ったチョイス品質のミスジステーキがイマイチで、あんまりいい印象がなかったミスジステーキ。
だけど、ここのミスジは全然違った。
比較的ジューシーで柔らかくてきめ細かい。
癖もないしとても食べやすい。
それでいて脂身感も程よくヘルシー。
自分的にはイチオシのステーキ。
この質でこの値段ならコスパは高い。
ご飯に合う【粗挽きハンバーグステーキ】(レギュラーメニュー)
値段は1,300円(税込)
脂身 | 1 2 ③ 4 5 | 普通 |
柔さか | 1 2 ③ 4 5 | 普通 |
ジューシーさ | 1 2 ③ 4 5 | 普通 |
ハンバーグは「ご飯とどれだけ合うか」がポイントだと思ってる。
ステーキ屋松の粗挽きハンバーグはハンバーグ自体は普通に美味しい。
粗挽きって名前だけど、そんなに粗挽き感はなかったかな。
時々筋っぽい部分に当たるけど、食感に変化があってそれも悪くない。
バターの風味もいいし、デミグラスソースがなかなかご飯に合う味でポイント高い。
このメニューは直接ソースをかけるようだけど、付けソースにしてお肉の味も味わいたい。
柔らかジューシー【黒毛和牛リブロースステーキ】(キャンペーンメニュー 現在終了)
グラム | 価格(税込) | グラム単価 |
---|---|---|
150g | 1,400円 | 9.3円 |
300g | 1,700円 | 5.7円 |
脂身 | 1 2 3 4 ⑤ |
柔さか | 1 2 3 ④ 5 |
ジューシーさ | 1 2 3 4 ⑤ |
2022年2月リリースの新メニュー。
まず、値段におどろき!
この和牛リブロースステーキは、値段は従来からある熟成リブロースステーキ300gよりもお安い。
さらにおどろきは、肉質が柔らかくジューシーなところ。
これは最初にナイフを入れた瞬間、あ柔らかい、ってわかるほど。
ステーキ屋松のステーキといえば、赤身肉でさっぱりしたステーキっていうイメージだったから、こんなに脂身感多めで柔らかくてジューシーなステーキが出てくるとは意表を突かれた。
これは食べて損はない。
(2022年3月追記
現在、このメニューは終了。
こんなことならもっと食べておけばよかった。
もし、次回のキャンペーンでこのメニューを見つけたら迷わず注文だな。
ちょっと贅沢に【黒毛和牛サーロインステーキ】(キャンペーンメニュー 現在終了)
グラム | 価格(税込) | グラム単価 |
---|---|---|
150g | 1,500円 | 10円 |
300g | 1,800円 | 6円 |
脂身 | ① 2 3 4 5 |
柔さか | 1 ② 3 4 5 |
ジューシーさ | 1 ② 3 4 5 |
えっ、和牛サーロインがこのお値段?!
300gだと熟成リブロースよりもお安い。
大丈夫か、ステーキ屋松。
だけど、食べてみるとあんまり和牛感がなくて、脂身感少なめでサッパリしてる。
そんなにジューシーさも感じない。
和牛感ってなに?て聞かれても困るけど、あんまり感動はなかったかな。
まずくはないんだけど、「和牛サーロイン」のパワーワードにちょっとハードル上げ過ぎちゃった感じがする。
肉食った感満点【チャックアイロールステーキ】(キャンペーンメニュー 現在終了)
グラム | 価格(税込) | グラム単価 |
---|---|---|
200g | 1,250円 | 6.25円 |
400g | 1,800円 | 4.5円 |
脂身 | 1 ② 3 4 5 |
柔さか | 1 2 ③ 4 5 |
ジューシーさ | 1 2 ③ 4 5 |
「チャックアイロール」とは肩ロースのアメリカでの呼び名。
同じ肩ロースを使った松ロースステーキとの違いは、
「最高級ブラックアンガス アイオワプレミアムビーフを使っている」とのこと。
実際食べてみると程よい脂身感とジューシーさがあって確かに美味しい。
しかも松ロースステーキに次ぐコスパの良さ。
ステーキ食ってる感がある、一番ステーキっぽいステーキかもしれない。
厚みがあんまりないから火の通り過ぎに注意。
サラダ・スープ・ライスは食べ放題
驚いたのは、すべてのメニューにサラダバーとスープとライスが付いてて、すべておかわり自由なところ。
しかもサラダバーは結構アイテム豊富。
ブラックオリーブなんて珍しいものもある。
ダイエッターやトレーニーな人はサラダとステーキだけでお腹いっぱいにできちゃう。
ご飯のおかわりも自由なので、お腹いっぱい食べたい人にも、そうでない人にも、いろんな立場の人に対応できる。
なかなか嬉しいサービスだよね。
ご飯は思ったより多かった
ステーキを注文すると、ご飯の量を「大・中・小・なし」から選べるんだけど、食べ放題だから最初に頼む量はあんまり関係ないかな。
自分の場合は、ちょっとだけ食べたい派、なしでもいいくらい。
ということで、小を頼んだら思ってたより結構多いご飯が出てきた(上の写真)
ライス皿にこんもり盛られて、大体お茶碗大盛りくらいあるんじゃないかな。
さらに小盛りの小小とかあるといいんだけどな。
ペッパーバターライス
価格は税込230円
なんとなくどこかで聞き覚えのあるようなネーミングだが、普通にバターライス。
かかってる醤油っぽいソースは不明だけど風味はある。
見た目からすると、鉄鍋でジュウジュウ混ぜながら食べるイメージだけど、器は熱してあるわけじゃなくてほんのりあったかい程度。
だからこの上でご飯を炒めるとかはできない。
大雑把にいえばバター醤油ご飯という感じ。
個人的には普通のご飯でもよかったかな。
ステーキの焼き加減の調整
ステーキといえば、
「焼き方はいかがなさいますか?」
って聞かれて、
「ミディアムレアでお願いします」
とかやりとりするイメージだよね。
だけど、ステーキ屋松では焼き方は聞かれない。
表面だけさっと焼かれて、あつあつの溶岩プレートに乗って出てくる。
だから中は結構レア。
食べながら溶岩プレートで自分の好みの焼き具合にして食べる。
だけど、食事の後半になると、結構火が入って固くなっちゃう。
レアが好きな人は、先に半分くらい別皿に取り分けておくと最後までいい感じで食べられる。
ソース・薬味は10種類
ソースは豊富に用意されていて、小皿に出して付けながら食べるシステム。
ソースを直接ステーキにかけちゃうと溶岩プレートの上で煙もくもくで焦げついちゃうから気をつけてね。
自分の場合はソースを何種類か小皿に出して、味変しながら食べてる。
どのソースも基本的に美味しいんだけど、個人的に好きなのは、醤油におろしニンニクを溶かしたやつ。
ちょっと馬刺しチックな食べ方。
あと、裏技的なアレンジとして、サラダバーに置いてあるごま油に塩を混ぜてレア肉を付けて食べるのもなかなか美味しい。
まとめ
リーズナブルなステーキと聞いてお味の方はどうなの?って心配だったけど、そんなに心配するほどでもなかった。
逆にサラダ、スープ、ご飯は食べ放題だし、肉質もそこそこいいし、利益出るのか心配なほど。
悪い点としては、お店が狭くてちょっとくつろげる感じじゃないところかな。
でも、まあ、このコスパを考えれば仕方ないところなのかもしれない。
どちらにしても、気軽にリーズナブルにそこそこのステーキが食べられるお店なことは間違いない。
※2022年2月時点の情報です。価格などの最新情報は公式サイトをご確認ください。
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