深夜に美味しそうな食べ物の写真がSNSから流れてくる。飯テロ行為だ。
ダイエッターにとってはなかなかの拷問だったりする。
ダイエットで自分の不適切な食欲とギリギリのところで戦っていると、ちょっとしたことで食欲のスイッチが入ってしまう。
自分は最近でこそなくなってきたが、食欲のスイッチが入ると、お腹が空いていなくても、食べ物の妄想がひろがり止まらなくなる。
お菓子でも身近にあれば、一袋空けてしまう勢いだ。
これは意志の問題ではなく、脳に刷り込まれた習慣だ。喫煙と同じように考えてもらえるとわかりやすい。
というわけで、なるべくならそんなスイッチはオンにしない方がいいわけで、自分がやっている飯テロの対処方法を書いてみる。
・見なかったことにする
不意に流れてくる飯テロ画像。一瞬目にしたら深く考える前に目をそらす。
テレビならすぐチャンネルを変える。
そして、思考がそちらに引っ張られないように、すぐに違うことを考えるようにしている。
シンプルなやり方だが、自分には割と効果はある。
一瞬ならばどうにかやり過ごすことができるようだ。
また、コンビニにはなるべく近づかないようにし、前を通るときは別のことを考えるのも有効だ。
・逆に敵の懐に飛び込みエアー食べで満足する
これは、職場でお菓子などの差し入れが配られたときによくやる技で、実物が目の前にあるときに有効な技だ。
敢えてその対象とじっくりと向き合ってみる。
マジマジと観察したり、匂いをかいだりして妄想を掻き立てる。
妄想の中でその味を想像して、食べたつもりになる。
甘いのか、しょっぱいのか、歯ごたえはどうか、鼻に抜ける香りはどうか。
そして「この味知ってる」と思うところがポイントだ。
自分はこの味は知っている、そして今は空腹ではない、よって食べる必要はない、と考える。
まあ、美味しそうなチョコレートやシュークリームや各地の銘菓。単に断るのは悔しいので、負け惜しみの腹いせの意味も半分含まれる。
これできれいサッパリ「自分はいらないです」とお断りすることができる。
しかし、この技で失敗すると、余計に食べたくなってしまうという両刃の剣、素人にはお勧めできない。
ミイラ取りがミイラにならないよう気をつけていただきたい。
いずれにしても、過食や無駄な食欲のスイッチは人によって違うようなので、自分なりの癖を把握して対処法を考えておくことは、無闇に我慢するよりも精神的負担は少なく済むような気がしている。
と、言いつつも、自分が毎日掲載しているランチの写真。それをたまに眺めては自爆テロに巻き込まれていたりするのであった。
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