2026年8月19日、埼玉県飯能市にある「メッツァビレッジ」に行ってきました。
メッツァといえば隣接する「ムーミンバレーパーク」を思い浮かべますが、今回の目的はパークではなく食と北欧の雰囲気を楽しむこと。
北欧料理のミートボール、フィンランド発祥のカフェ、丸ごとグレープフルーツジュース、薪ストーブ専門店に併設されたカフェと、気になるものを食べ歩いてみました。
結論からいうと、ムーミンバレーパークに入らなくても十分楽しめました。
むしろ食べたいものに対して胃袋が足りませんでした(笑)。
※価格はすべて2026年8月19日時点の税込価格です。
平日のメッツァビレッジへ車で訪問
メッツァビレッジは、埼玉県飯能市の宮沢湖畔にあります。
車では圏央道・狭山日高ICから約5.4km、飯能駅北口から宮沢湖入口までは約3km。電車の場合は西武池袋線の飯能駅やJR八高線の東飯能駅からバスでアクセスできます。
今回は車で訪問。
駐車場に入ったのが13時39分、出庫したのが16時14分なので、滞在時間は約2時間35分でした。
平日ということもあって駐車場は半分以上空いており、近くを歩いていた人からも、
「めちゃくちゃ空いてるね」
という会話が聞こえてきました。
逆に休日はどのくらい混雑するのか気になるところです。
駐車料金は2時間まで無料。
当初は「駐車場代がかからないように2時間以内に回って無料で帰ろう」と考えていたのですが、実際に歩き始めると食事もしたい、店も見たい、景色も見たい……。
早々に、
「これは2時間じゃ無理だ」
と腹をくくりました。
結局2時間を超えて滞在し、駐車料金は1,000円。(日祝は1,500円)
結果的には時間を気にしながら急いで回るより、1,000円払ってゆっくり楽しんで正解だったと思います。

※駐車料金は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。
森を抜けてメッツァへ。「エルフの森」でいきなり非日常感

駐車場から施設へ向かう途中は、木々に囲まれた道を歩いていきます。
訪問時には「エルフの森-メッツァの雲海 2026-」が開催されていました。
木の幹には人の顔のような装飾が施され、ライトが当てられています。
さらに道沿いからミストが噴き出していて、森の中に少し幻想的な空気が漂っていました。
施設にたどり着く前から、雰囲気づくりに力を入れているのが伝わってきます。


この日の飯能市は最高気温33℃前後。
日差しが出るとかなり暑かったものの、お盆を過ぎた時期だからか、雲がかかると少ししのぎやすく感じました。
森を抜けると、宮沢湖の湖畔に建物がゆったりと配置されています。
湖、森、空、雲のコントラストがとてもきれい。
涼しい気候だったら、
「これが北欧か……」
と浸れたかもしれません。
ただ、この蒸し暑さだけは紛れもなく日本でした(笑)。
宮沢湖と森の景色だけでも気持ちいい
施設内を歩いていると、湖畔に突き出すように建つ小屋や桟橋など、絵になる景色がいくつもあります。
建物も派手な色ではなく、木や自然になじむ優しい色使いのものが多く、北欧を意識した世界観が感じられました。
宮沢湖ではパラソルの付いたボートがゆっくり進んでいました。

後ほど紹介するALLUMERの一口ベーコンは、湖を眺められる場所まで持って行って食べました。
食べるだけでなく、こうした景色を眺めながら過ごせるのもメッツァビレッジの魅力だと思います。
北欧ミートボール専門店「toroli」
最初に向かったのは、Market hall 1Fにあるミートボール専門店「toroli」。
Market hall 1Fはフードコートのような形式になっていて、カウンターで注文すると呼び出しベルを渡されます。
今回注文したのは、
ミートボールBOX 1,490円
パンとライスを選べるので、今回はパンを選択。
注文から7~8分ほどで呼び出されました。
この日は空いていたため席には困りませんでしたが、休日など混雑している日は先に席を確保してから注文した方が安心かもしれません。

北欧の定番を一皿で体験
ミートボールは5個入り。
大きさはピンポン玉くらいで、柔らかめながら弾力のある食感です。
薄めの下味が付いており、その上からクリームシチューを思わせるソースがたっぷりとかかっています。
このソースがなかなか美味しい。
仕上げには、お好みでブラックペッパーをかけてもらえます。
ソースは真っ白ではなく少しブラウンがかった色で、酸味はなくクリーミー。
ブラックペッパーの風味もいいアクセントになっていました。
マッシュポテト+リンゴンベリージャムという北欧らしい組み合わせ
特に印象に残ったのが、付け合わせのマッシュポテト。
その上には赤いリンゴンベリージャムが添えられています。
ミートボール、マッシュポテト、クリームソース、リンゴンベリーという組み合わせは北欧で親しまれているスタイルとのこと。
日本の感覚だと、
「肉料理に甘酸っぱいジャム?」
と思ってしまいますが、実際に食べるとこれが意外と合います。
肉とクリームソースの濃厚さの中に、リンゴンベリーの甘酸っぱさが入ることで味が変わります。
単純に合う・合わないだけではなく、
「こういう食文化なんだな」
と思いながら食べるのも、この料理の楽しみ方なのかもしれません。
そしてマッシュポテトにはフィンランド国旗。
いい意味で、お子様ランチの旗のような分かりやすい北欧感です(笑)。

パンを選んで正解だったかも
セットのパンはライ麦パンのようなものが3切れ。
温められていて、しっとりふかふか。
最後に残ったクリームソースをパンにつけて食べるとよく合いました。
ご飯でも合わないことはないと思いますが、「ミートボールのクリーム煮」と考えると、個人的にはやはりパンを選びたいです。
一方で、しっかりお腹を満たしたいならライスの方が満腹感はあるかもしれません。
サラダのレタスもシャキシャキ。
自家製というドレッシングも美味しかったです。
量は男性には少し物足りないかもしれません。
今回はこのあとも食べ歩く予定だったので、むしろちょうどいい量でした。
1,490円という価格だけを見ると普段のランチとしては少し高く感じますが、観光施設で北欧料理を体験する「雰囲気料金」まで含めれば妥当なところでしょうか。
ROBERT'S COFFEEでビーフシチューセット
続いて向かったのはViking hall 1Fにある「ROBERT'S COFFEE」。
店内は木目調の床に、ブラウン系の椅子とテーブル。
窓際にはカウンター席もあり、落ち着いたカフェらしい雰囲気です。
外にはテラス席もあり、その向こうには宮沢湖。
気候のいい時期なら、テラスで湖を眺めながら食事するのもよさそうです。


今回注文したのは、
オリジナル ビーフシチューセット 1,485円
ビーフシチューに、選べるサンドイッチとドリンクが付いています。
サンドイッチはベーコンチーズ、ドリンクはアイスコーヒーを選びました。

ビーフシチューはしっかりコクあり
ビーフシチューのソースは、少しさらっとしたタイプ。
表面には牛肉の旨みを含んだ脂が浮かび、見た目以上にコクを感じます。
具材は牛肉、じゃがいも、にんじんなど。
牛肉はそれほど大きくありませんが、きちんと存在を主張していました。
シチューは普通に美味しい。
サンドイッチは少し残念

一方、ベーコンチーズサンドは少し惜しい印象。
サンドイッチはショーケースに作り置きされているものから選ぶ形式でした。
そのためかパンには少しパサつきを感じます。
ベーコンとチーズの存在感もやや弱めでした。
アイスコーヒーについては可もなく不可もなく、普通のアイスコーヒー。
それでも、ビーフシチュー・サンドイッチ・ドリンクの3点で1,485円。
テーマ性のある施設内の食事として考えると、今回食べた中ではコスパは良い方だと感じました。
グレープフルーツを丸ごと飲む?Good Harvest!
再びMarket hallへ。
Good Harvest!で目に入ったのが、
生搾りグレープフルーツジュース 600円
です。


普通のジュースカップが出てくるのかと思ったら、見た目はグレープフルーツそのもの。
果実の上部に穴を開け、中の果肉を撹拌してジュース状にし、太いストローを直接差して飲みます。
見た目のインパクトはかなりあります。
果肉のつぶつぶ感も程よく残っていて、文字どおり果物をそのまま飲んでいるので風味もいい。
600円という価格を考えるとコスパが良いとは言いにくいですが、
ブログのネタとしては満点(笑)。
メッツァでの食べ歩き体験としては面白い一品でした。
ちなみにオレンジ版もあり、こちらは500円でした。
薪ストーブ専門店にカフェ?「ALLUMER metsa」
最後に立ち寄ったのが「ALLUMER metsa」。
あとで調べて分かったのですが、薪ストーブ専門店ALLUMERにカフェが併設されています。
中に入ってみると、他の飲食店とはかなり雰囲気が違います。
壁は木を基調とし、店内には大型から小型まで何台もの薪ストーブ。

値札を見ると50万円クラスのものもあり、
「薪ストーブって結構いい値段するんだ……」
という別の驚きもありました。
さらに斧や、北欧の伝統的な木製カップ「ククサ」なども並んでいます。
薪ストーブ、木製品、アウトドア用品。
冬の寒い土地で「火のある暮らし」を楽しむような雰囲気があり、今回訪れた店の中では個人的に一番心を引かれました。

一口ベーコン600円を湖畔で
本当はしっかりした料理を食べたかったのですが、ここまでにかなり食べています。
そこで今回は、
一口ベーコン 600円
で我慢。

カップには、不揃いな拍子木状に切られたベーコンが十数個ほど。
脂身の多い部分もありますが、脂身だけという印象ではなく、ちゃんと肉を食べた感じがあります。
自分でもベーコンを手作りするので、ここは少し厳しめにチェック。
塩加減はちょうどよく、ほんのり甘みも感じられました。
一方、燻製の香りはかなり弱め。
表面にはほんのり飴色の燻製色が付いていましたが、
「本当にスモークしているのかな?」
と思うくらい薫香は控えめでした。
カップの底にはレタスが敷かれています。
最初は「かさ増しか?」とも思いましたが、脂のあるベーコンを食べ続けると、このレタスがありがたい。
シャキシャキしたレタスと一緒に食べると脂っこさが和らぎます。
むしろレタスなしだと、後半は少し重かったかもしれません。
ちなみに今回、どの店で食べてもレタスが妙に美味しかったです(笑)。
次は「クスクスで食べるプルドポークカレー」を食べたい
店頭で特に気になったのがプルドポークカレー。
スパイスを効かせたカレーに、長時間燻製したプルドポークを合わせ、クスクスで食べるという料理です。
今回は胃袋の容量不足で断念。
次回来るなら、まずALLUMERでこれを食べてみたいと思います。

食べるだけじゃない。北欧雑貨を見るのも楽しい
Market hallには飲食店だけでなく、ムーミングッズや北欧雑貨も並んでいます。
特に2Fは雑貨のエリアが広く、目についたのが北欧らしい色柄の布製品。



普段あまり雑貨を買わない自分でも、見て回るだけなら結構楽しめました。
木や湖といった自然の落ち着いた色が中心だった屋外から店内へ入ると、ブルー、ピンク、赤、黄色などの北欧柄が一気に増えるのも印象的。
ムーミングッズも多いので、北欧やムーミンが好きな人なら食事以上に時間を使ってしまうかもしれません。
今回かかった食事代は4,175円
今回食べたものは、
toroliのミートボールBOXが1,490円。
ROBERT'S COFFEEのビーフシチューセットが1,485円。
Good Harvest!の生搾りグレープフルーツジュースが600円。
ALLUMERの一口ベーコンが600円。
合計4,175円でした。
さらに駐車料金が1,000円。
一人のお出かけとしては結構使いましたが、普通のランチを一食食べて終わるのではなく、約2時間半かけて何店舗も回って食べ比べたので、今回は「取材兼レジャー代」と考えています。
一番印象に残ったのはどこ?
料理として印象に残ったのはtoroliのミートボールBOX。
単純に「一番うまい」というより、
ミートボール+マッシュポテト+リンゴンベリージャム
という北欧らしい食文化を体験できたことが印象に残りました。
ただし、一度体験したので、次回も同じものを食べるかというと別の料理を選ぶと思います。
コスパならROBERT'S COFFEE。
ビーフシチューにサンドイッチとドリンクまで付いて1,485円なら、この立地を考えると悪くありません。
そして、次回一番行きたい店はALLUMER。
一口ベーコンしか食べられなかったこともありますが、薪ストーブやアウトドア用品も含めて店そのものに個性があり、他の料理も食べてみたくなりました。
まとめ|メッツァビレッジは「食」だけを目的に来ても楽しめた
今回初めてメッツァビレッジを訪れましたが、ムーミンバレーパークに入らなくても十分楽しむことができました。
北欧風のミートボールを食べ、湖を眺めながらカフェで休み、丸ごとのグレープフルーツを飲み、薪ストーブを眺め、最後は湖畔でベーコンをつまむ。
合間には森や宮沢湖の景色があり、北欧雑貨を見ることもできます。
一つ一つの料理を「この値段でこの味」とだけ評価すると、観光施設価格だと感じるものもあります。
でもメッツァビレッジの場合は、料理だけではなく、
北欧の食文化、自然、建物、景色、雑貨まで含めた体験にお金を払う場所
と考えると納得しやすい気がしました。
女性グループ、カップル、子供連れのファミリーなど客層も幅広く、特に北欧・ムーミン・雑貨が好きな人と一緒に来れば楽しめそうです。

個人的にも、そういう人がいたらまた連れてきたい場所。
そして次回はもっとお腹を空かせて来ます。
一回では胃袋が足りませんでした。

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