よく噛んで食べることは、食べ過ぎを防止します
普段はよく噛んで食べるようにしているのですが、先日、しゃぶしゃぶの食べ放題に行ったとき、気がついたらあまり噛まずにパクパク飲み込んでいました。
食べ放題ということで、自分でも無意識のうちにたくさん食べるぞモードになっていて、しらずしらずのうちに、たくさん食べる食べ方になっていたのかもしれません。
どうやらたくさん食べるには、あまり噛まないことが必要なようです。
そう言われてみれば、「わんこ蕎麦をたくさん食べるには噛まないのがコツ」とか言うし、「カレーは飲み物」というのも納得です。
逆に考えると、「よく噛むとたくさん食べられなくなる」ともいえます。
どうやら噛む回数と食事の量は反比例するようです。
このことは、科学的にも証明されていて(※1)、よく噛むことによって、腸の細胞から分泌される、いわゆる満腹ホルモンが大幅に増えることがわかっています。
ダイエットの始めの一歩としては、運動とか糖質制限とかするよりも、まず「よく噛んで食べる」ことから始めてみるのがお手軽かもしれません。
そして、今後はしゃぶしゃぶは食べ放題ではなく、良い肉を少しだけ、ゆっくりよく噛んで食べるようにしようと思います。
※1参考文献
「よく噛んで食べるとGLP-1とPYYの分泌が亢進するよく噛んで食べるとGLP-1とPYYの分泌が亢進する」(日経メディカル別冊編集 2010)
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