アップルウォッチを使い始めてちょうど1年なる。
アップルウォッチって便利と聞くけど、実際のところどうなの?
という疑問に答えてみたいと思う。
実際の生活のシーンの中で、どのように使われ、役に立っているのか。
これからアップルウォッチの購入を考えている方の参考になれば幸いである。
シーン1 睡眠
アップルウォッチを使って睡眠の計測を行っている。
寝不足していると食欲がでてしまうという研究結果もあるのでダイエッターとしては睡眠は軽視できない。
計測にはいろいろなアプリがあるが、「Sleep Cycle」 というアプリを使っている。
寝る前にアップルウォッチをはめる。
iPhoneでアプリを立ち上げ、iPhoneを枕元において寝る。
睡眠時間、睡眠中の眠りの深さなどを記録して、眠りの質をスコアリングしてくれる。
このスコアをなるべく高く保つようにして、部屋の暗さを変えたり、敷布団を変えたり、エアコンを調整したりと睡眠の質の改善を行っている。
シーン2 起床
起きるタイミングもアップルウォッチを活用している。
寝るときにセットしたアプリ「Sleep Cycle」が目覚し時計として起こしてくれる。
起きる時間をセットしたら、その30分前から眠りが浅くなったタイミングを見計らって静かにゆっくり優しい音楽が鳴る。
なんとなく意識がある浅い眠りの中で、遠くから目覚まし時計の音が聞こえて来るという感覚だ。
無理やり起こされた感がなくとても自然に起きられる。
ちなみに、30分間で浅い眠りのタイミングが訪れない場合、セットした時間の3分前に音楽が鳴る。
シーン3 通勤&ウォーキング
アップルウォッチには運動を計測する機能が備わっている。
また、後で述べるが1日の運動時間(エクササイズ時間)の目標もアップルウォッチで管理しているので通勤中のウォーキングで運動時間を稼いでいる。
家を出るタイミングでアップルウォッチのワークアウトアプリを立ち上げる。
運動の種目の中からウォーキングを選び、計測をスタートさせる。
歩いているあいだ、ウォーキングのペース、心拍数、消費カロリー、歩いたコースなどが記録される。
ここ最近はウォーキングの距離を稼ぐために、ひと駅前で降りて歩くようになった。
ウォーキングの時間は行き帰り合わせて毎日100分ほどになる。
シーン4 Suica定期券の利用
Suica定期券をアップルウォッチに入れて使っている。
駅の改札にアップルウォッチをタッチすると定期券として認識されるので定期券やiPhoneを出す必要がなくなる。
アップルウォッチの定期券を使う際にタッチポイントの問題がある。
駅の自動改札はタッチポイントが右側に設定されている。
右利きの場合は、通常アップルウォッチを左手に巻いている事が多い。
左手首を自動改札の右側のタッチポイントに手首を当てるのはなかなかキツイ。
そこで、自分はアップルウォッチを右手の甲に巻くようにした。
そうすることで、体をねじらず、手のひらを上に向けてそのままタッチすることができる。
アップルウォッチは左右どちらの手にも巻けるようにiPhoneから設定ができ、デジタルクラウンも左右どちらにも設定できる。
シーン5 買い物
アップルウォッチには支払い用にSuicaの電子マネーを入れて使っている。
コンビニなどで支払いの際にiPhoneなどの端末をカバンから出さなくてもよい。
さらに言えば、Suica機能はアップルウォッチ単体で動作するので、iPhoneなどの端末を家においたままでも買い物ができる。
それが役立つのがランニング中の買い物。
アップルウォッチ1つを身につけて走りに出る。
途中のどが渇いたら、休憩がてらコンビニや自動販売機でアップルウォッチをタッチすれば飲み物を買うことができる。
大変身軽だ。
財布を持たなくてもアップルウォッチがあればなんとかなる時代がやってきた。
シーン6 SNSなどの着信通知と返信
LINEやメールなどの着信通知がアップルウォッチでも確認できる。
iPhoneをカバンに入れて持ち歩く人にとってはわざわざカバンからiPhoneを取り出さずに済むのでとても便利な機能だ。
着信はアップルウォッチが振動して教えてくれるので見逃す心配がない。
また、受け取ったメッセージに対してアップルウォッチから返信もできる。
「OK」「ありがとう」「了解しました」などの定型文から選ぶこともできるし、音声で入力することもできる。
手が離せないがとっさに返信したいときにはとても便利である。
シーン7 座り過ぎの防止
長時間のデスクワークなどで、座りっぱなしになるのは体に悪いらしい。
デスクワーク中、コンを詰めて長いこと座っていると、1時間に1度立ち上がって1分間うろつくように警告してくれる。
そんなときは、トイレに立ったり、お茶を汲みに行ったりと歩くようにしている。
シーン8 リングの完成
リングとは、アップルウォッチが計測しているアクティビティーを円グラフにしたものである。
ムーブ(消費カロリー)、エクササイズ(運動時間)、スタンド(立ってうろついた回数)が自動的に計測される。
赤がムーブ、緑がエクササイズ、青がスタンドのそれぞれ達成度を表している。
一周してリングが閉じると1日の目標が達成されたことになる。
帰宅前にこのリングが閉じているか、つまり1日の目標を達成したかをチェックする。
特にムーブの赤いリングが閉じていないことが多々ある。
目標を達成しそうにないときは、遠回りして歩く距離を増やして帰宅する。
それでも足りないときは、げんなりするが、帰宅してからスクワットである。
そしてリングが閉じたことを確認して、アップルウォッチを充電器にのせ、1日のルーティーンがおわる。
シーン9 休日編
基本的に運動は好きではない。
休みの日にわざわざ運動のために出かけるのなかなか腰が重い案件である。
そんなときに運動のモチベーションの原動力としてアップルウォッチは役立っている。
上にも書いたように、毎日アクティビティーのリングを閉じる。
これは休日も変わらない。
この目的を果たすために休日は積極的に運動に出るようにした。
運動はウォーキングやランニング、ジムで筋トレやスイミングをしている。
なるべく午前中のうちに、ある程度の運動を終え、リングを閉じる目処をつけておくとあとはゆっくり過ごす事ができる。
シーン10 充電のタイミング
使っている機種はアップルウォッチseries3 Wi-Fiモデルである。
アップルウォッチを使う上で、まず、なによりも優先して考えているのは充電切れを起こさせないことである。
アップルウォッチには、上で書いたように電子マネー(Suica)や定期券、毎日のアクティビティーデータなどが入っている。
電池が切れてしまってはとりあえず電車にも乗れないし、買い物もできなくなる。
生活に支障をきたしてしまう。
電池の持ちは、自分の使い方だとギリギリ2日持つか持たないか。
1日使って充電前の電池残量は60%~50%といったところだ。
確実に使える状態にしておくために、必ず1日1度は充電するようにしている。
充電のタイミングは、夜、会社から帰宅して、風呂に入る前に充電器にセットする。
充電時間は30分~60分といったところだ。
充電はアップルウォッチ専用の充電磁気ケーブルを使って行う必要がある。
アップルウォッチはiPhoneなどとは違い、ライトニングケーブルやUSBが直接刺さらない。
だから専用ケーブルの用意がなければ出先で気軽に充電する訳にもいかない。
できれば充電ケーブルを複数用意して持ち歩けば安心である。
まとめ
アップルウォッチの1番の魅力はなにか?と聞かれたら、「運動のモチベーションの維持」と答えるだろう。
これに関しては、アップルウォッチ使う状況も目的も人それぞれなので、人それぞれの答えがあるはずだ。
アップルウォッチはそれだけ懐の深いデバイスである。
だれよりも長い時間、だれよりも一番近い場所で自分を見つめてくれている相棒のような存在である。
アップルウォッチのある生活、おすすめである。
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